辛かったよ、この4ヶ月間は・・・(泣) WOGのドタバタ1999秋セメスター後編

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 しかし、それからがまたローラーコースターの日々。それまでに奨学金受け入れ先として決まっていた大学の地域のロータリークラブとのキャンセルだの新しく受け入れ地域となるシャーロットのロータリークラブへの連絡だのをロータリー財団にやって貰うために毎日のように書類を書き、メイルで送りました。
 入学許可書が自宅に来たのが8/12のこと。すぐに大阪に電車で向かい、F-1ビザの申請をしました。ビザの申請には10日ぐらいは見ておかないといけないために航空券の手配もそれからやって、と忙しい忙しい。航空券の料金上飛行機に乗るのは8/26に。しかも既にその時点でUNCCの秋学期が始まっており、WOGは一週間遅れの参加。これが日本だったら少しは適応できるかもしれないけれど、ここはアメリカ。言葉がそのまま通じない。アメリカ人だって1週間遅れで何も持ってない状態から新しい環境に順応していくのは難しいと思います。我ながらほんとに過酷な環境におかれたもんだ、と自分の涙ぐましさに泣けてきます。
 そんなこんなで放り出された先が学生寮。2段ベットで、しかもルームメイト付き(WOGは個室でないと安心して生活できないタチ)。そしてバスタブがない!!冷え症のWOGはたまらず引っ越し先を見つけるべくアパート探しを始めました。しかしそこでもまた新たに障害が。UNCCの寮の決まりで一旦寮にチェックインしてしまった後は学期が終わるまでそこにいなければいけないとのこと。学期中にチェックアウトしてしまう場合は清算金として$400を払えというのです。$400って、オニかい、アンタ達は・・・(号泣)。それでもルームメイトがいる間は「それでも出ていきたい!」と頑張ってそこいら中のRoommate Wantedの掲示に電話をかけまくっていたのですが、ルームメイトが別の寮に出ていったため、事実上個室状態になり、WOGはちょっとだけ落ち着きました(ま、どのみち寮にいるのはこの学期いっぱいだと決めたため、相変わらずアパート探しはつづけましたが)。
 こんな感じで1ヶ月が過ぎ、WOGは親に無理言って車を購入、これでやっとWOGのストレスが少し解消されました。車を買って最初に行ったのがシャーロットコロシアムで、最初に買ったチケットがターヒールズのゲームだった、というのはいかにも自分らしくて笑えます。そしてその車でチャペルヒルまで行くようになってからは、いくら勉強のことや生活のことで辛いことがあっても、踏ん張れるようになりました。
 3ヶ月たって、ようやくアパートが決定。バスタブ依存症のWOGは12/1からの入居にしたのですが、この時期は秋セメスターの最終試験の時期にあたっていて、引っ越ししながらレポートを仕上げなければいけませんでした。学期の途中からの入学ということで特別免除で普通にフルタイムでとっている人より時間数が少なかったとはいえ、さすがにこれはきつかったです。Bしかもらえなかった(苦笑)。
 どうですか、このWOGの慌ただしい4ヶ月間の数々。これだけのことを並行してやったのは初めてです。そう考えると今は本当に落ち着いています。大学院は年上の人ばかりで、しかも夜に授業が行われるので余り友達もいませんが、とりあえずはケーブルテレビや電話のセットアップ料金も昨日払えたことだし、ようやく一段落。でも、まだ心配事はあります。WOGの車のナンバープレート、買ってから3ヶ月も経つのに未だにWOGの所に送ってこないのよ・・・(泣)。一体いつまで30日間有効の臨時プレート(つまりもうとっくに期間は過ぎている)を貼っておかねばいかんのか、よく判りません。何かあって警察に呼び止められたらどないして説明せいっちゅうねん・・・(泣)。


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