真夜中の・・・

10/24

 あーもう眠い・・・。今日もまたトラブル。
 今日はまだちょっと生理痛がしたので昼間は寝て夜にちょっと課題の本を読む。少しばかり疲れたのでリビングルームにいたルームメイト(日本人)と他愛もない世間話をしていたときのこと、いきなり寮中にけたたましく鳴るサイレンに何事かと思った。そのサイレンの音がもう何というか、超音波。耳に響いて何とも我慢できない。ルームメイトが「早く外に出ないとポリスが来るのよ〜」と言うので一緒について外に出る。非常時のサイレンなのだが、ルームメイトによれば「2,3ヶ月に一辺は誰かがいたずらしてこの警報を鳴らすのよ(怒)。でも、やっぱり何があるか判らないから警官や消防の人が現場検証終えるまでは外に出てないといけないのよ〜(泣)」だそうだ。今回もどうやらいたずら臭い雰囲気だったのだが、とにかく出ないと無理矢理警官に外に出されるそうなのでとるものとりあえず外に出た。
 時間にして午後11時過ぎ。夜のカロライナはいくら南部とはいえ寒い。こんなところで検証が終わるまで小一時間も待てない!とWOGはルームメイトをのっけてドライブに出た。とりあえず適当にダウンタウンまで流し、さあ戻るかと思ったが、どこかで道を間違えてしまったらしく、どんどんと田舎道に。「ここはどこだよ・・・」とルームメイトと不安になるやら面白く感じるやら。実際ちゃんと地図も持っていたし、免許も財布も持っていたのでいざとなればガソリンスタンドで道を聞けばすぐに自分の居場所が分かるということもあったので、そんなに焦りはしなかった。
 それにしてもアメリカの夜道は暗い。暗すぎる。インターステイトですら街灯がないのだ。自動車に乗っていても全然見通しがよくない。少しでも飛ばして乗っているとセンターラインや車線がいきなり曲がったときにはすぐに対処できなくてそっちの方がかなり焦った。
 1時間ぐらい走ってようやく自分たちの居場所が分かり、さて帰るかと思ったとき、後ろからパトカーがサイレン鳴らして近づいてきたのだ。何か緊急の用事なのかと思い路肩に車を寄せると何とパトカーはWOGの車を後ろに停車。「えー!??これって私たちのことー!??何でー!!!?」この時ほど焦ったことはない。何せ昨日免許取ったばかりだし、ちゃんと赤信号で停車していたし、ウィンカーもちゃんと出していた。一体何が悪かったのか全然判らなかったからだ。本当に焦った。とりあえず警官が来たので大人しくしていると「ライト、ついてないよ」とのこと。どうやらライトがうまく点灯できてなかったらしい。なーんだ。驚かすなよ・・・(泣)。免許取り立てでいきなり減点っていうのはシャレにならないと思ってたのに・・・。とりあえず「買ったばっかりだったからよく判らなかったの」と言い訳したら釈放してくれました。結局、そんなこんなで寮に帰ったのは午前1時半。
 ちょっとドライブに出て何でここまでいろいろなことが起こってしまうんだろうか、自分・・・。

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