2001-2002 Season
WOG’s NCAA Men’s Basketball Preview

NCAAファンの皆さん、お待たせしました!WOGが毎年シーズン開幕直前にお届けしているNCAAのシーズン予想です。毎年くどいほど言ってるようですが、私はノースカロライナ人間ですので、どうしても東よりに評価が偏ってしまっているのでその辺はご了承くだされ。また、各プレビュー雑誌のように1位から順位付けするなどということは恐れ多くてできないので競馬式に「本命」「対抗」「オススメ」「大穴」の順に紹介していくことにいたします。
 今年は各チームの主力選手と、「このプレイヤーに注目!」ということで一人、そのチームの要となっている(ので、必ずしもスター選手とは限らない)プレイヤーを紹介していきます。過去
3回の予想、いずれもWOGが「本命」に挙げたチームが優勝しているために結構緊張しましたが、さてさて今年はどうなることでしょうか、楽しみです。
 それからシーズン途中にいきなりNCAAにハマった人はWOGに直接質問しても忙しいのでレスポンできません。掲示板にて常連様方の教えを乞うか、もしくは技術的な質問は「WOGのNCAA講座」をお読みください。
 っちゅうかWOGのNCAA講座をプリントアウトしただけで読んでないそこのアナタ、もうシーズン始まってるのでちゃんと読みつつ、ここを参考にしてNCAAを楽しみましょう。

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<本命>

Duke Blue Devils

(ACC)

 別にWOGがデュークから金貰ってるんじゃないかとか、ピックアップゲームやヤングメンを見に行ってデュークの子達にメロメロになったんじゃないかとか(注:そんなことはまずありません・笑)、そういうやましい理由ではなく、正直に客観的に考えて今シーズンもやはり本命はデューク。理由は「ここ以上にゲームがわかっているプレイヤーがそろっているチームがないから」。まず司令塔のPGには来たる次のドラフトでは確実にロタリーピックになるであろうと言われているJWillことジェイソン・ウィリアムズ。インサイドにはこれもロタリーピックの評価が高いカルロス・ブーザーを擁しています。バックコートからウィングの位置までをクリス・デュホン、ダンテ・ジョーンズ、マイク・ダンリビー・ジュニアが固める布陣は今季のNCAAスターターの中では最高でしょう。新加入のガード、ダニエル・ユーイングもおそらくJWillがベンチで休んでいるときにはバックコートプレイヤーとしてデュホンと共にうまくつないでいけるだけの技量を持っています。
 ただ、問題点としてはインサイドをしっかり信頼してつとめられるだけのプレイヤーがブーザー以外いないこと。レジー・ラブやケイシー・サンダースなどのインサイドプレイヤーは他のトップチームのスタータークラスのプレイヤーと当たってもなかなか相手にならないですし、ホーバスやクリスチャンセンはなんといってもロールプレイヤー。昨年はブーザーが負傷してもバティエが帳尻を合わせて勝っていく事ができましたが、今年はバティエがいません。この辺も含めて、ブーザーの健康状態がこのチームの鍵を握っていると言っても過言ではないでしょう。

主要プレイヤー

ジェイソン・ウィリアムズ(3年 PG

クリス・デュホン(2年 PG

ダンテ・ジョーンズ(3年 SF

マイク・ダンリビー・ジュニア(3年 F

カルロス・ブーザー(3年 C

WOGのこのプレイヤーに注目!

マイク・ダンリビー・ジュニア

このチームの中ではダンテ・ジョーンズもおそらく最初から目覚しく活躍をするであろうことが予想されますが、WOGのオススメはマイク・ダンリビー・ジュニア。彼のゲームに対する理解度はハンパじゃなく、流石コーチの息子と唸らせるものがあります。
 昨季の優勝チームからはバティエとジェイムズという、いずれも非常にゲームの理解度が高かったプレイヤーが抜けてしまったのですが、それでも
WOGが本命にもってきた理由は「ダンリビーがいるから」なのです。ゲームを見ていればわかるのですが、ボールのないところの動きとポジション取りが憎らしいぐらいうまく、どんなに自分のチームがちぐはぐになってもダンリビーがいれば帳尻を合わせてくれます。
 逆に彼がファウルトラブルやケガなどでいないときがデューク攻略のねらい目とも言えるでしょう。まぁ、彼は賢いし審判も味方にしているのでなかなかファウルは取られませんがね・・・
(^^;)


<対抗その1>

Kentucky Wildcats

(SEC)

 今回実はWOGが各プレビューを見てから「そういえば強いんじゃん!」と気づいたのがケンタッキー。(ファンの方、すまん^^;;)プリンスもボガンズもアーリーエントリー撤回したんじゃ強いよマジで(汗)。
 昨年まで、どー考えても親父の情けでスタートPGやらせてもらってたとしか思えない(ひどい言い様だな、自分・・・)ソウル・スミスが抜け、キース・ボガンズが本来のゲームメイカーの役割を伸び伸びとこなす事ができるであろうことが、絶対にこのチームにはプラスに働きます。もちろんボガンズは2ガードもできますが、どちらかと言うとPGとしてボールを運んで、その当たりに強い体を生かしたペネトレイトで得点を重ねるのが得意技(言っておきますがボガンズはロングシュートも上手いです)。彼が司令塔となってゲームを引き締め、ウィングの位置ではおそらくSFとしてはNCAAでもっとも評価が高いであろうテショーン・プリンスがシュートを決めていくのがケンタッキーの黄金パターン。これにカマーラやエスティルなどのインサイドがしっかりと役割をこなせば、インサイドを主に得意とするプレイヤーがそれほどいないデュークにも勝ち目は見えてくるでしょう。12/18Jimmy V Classicでの対デューク戦はNCAA前半での頂上対決として今から多くのアナリストが注目するカードです。是非いいゲームを見せて欲しいものです。

主要プレイヤー

キース・ボガンズ(3年 PG/SG

テショーン・プリンス(4年 SF

マーキス・エスティル(3年 F

ジュレス・カマーラ(3年 F/C

WOGのこのプレイヤーに注目!

 ジュレス・カマーラ

 昨シーズンは成績と素行共に問題があってレッドシャツのシーズンを送らねばならなかったカマーラですが、バスケットではとてもすばらしいプレイヤーなのです。セネガル・ダカール出身の彼は、非常に優れたインサイドプレイヤーで彼が1-2年のときなどWOGは現在NBAにいるジャマール・マグロワよりも高い評価をしていたぐらいです。
 この
1年が彼にとってどう働いたかは彼がコートに復帰してから判断できるだけに、彼が逆境を逆にバネにしてくれたことを願ってやみません。特にシーズン最初はこの夏にACLを断裂してしまったジェイソン・パーカーの分もインサイドを負担しなければいけません(パーカーは今シーズンプレイできるかどうかはまだ判っていません)。カマーラ、がんばれ!

<対抗その2>
Florida Gators

(SEC)

 今シーズン、もし奴がチームから離脱していなかったら、そしてあの子がドラフトに行ってなかったら、絶対にデュークよりもこっちを本命にしたかったのに・・・なんで問題起こすんだテディ・デュペイ!なんでドラフト行っちゃったんだ、クワミ・ブラウン!(って、1位指名じゃしょうがないんだが・・・^^;)おかげでケンタよりも格下の「対抗その2」にまでダウン。確かにブレット・ネルソンは今NBAにいるほうの白いジェイソン・ウィリアムズを髣髴とさせるトリッキーなゲームメイカーですが、デュペイのヘルプあってこそあの活躍ができたのだ、とWOGは思ってます。大体ネルソン一人にガードを任せておくと絶対に暴走してしまい、かみ合ったときは最高、かみ合わないときはボロボロ、と絵に描いたような爆勝爆敗チームになってしまうような気がしてなりません。(まぁ、第三者としてみてる分にはこういうチームのほうが笑えるのですが)安定した勝ち方ができるようになるにはちょっと頼りないこのチーム、たしかに個人個人は強いプレイヤーが多いので非常に注目できるチームです。とりあえずはシーズン中に2回ある対ケンタッキー戦(1/29ホーム 3/2アウェイ)でどのような成績を収めるかがポストシーズンの結果を占うには好材料になってくるでしょう。

主要プレイヤー

 ブレット・ネルソン(3年 PG

 ジェイムズ・ホワイト(1年 G/F

 デヴィッド・リー(1年 F

 ユドニス・ハズレム(4年 C

WOGのこのプレイヤーに注目!

 ユドニス・ハズレム

 ガキジャリ軍団&特攻野郎揃いのフロリダを4年としてまとめていくセンタープレイヤーです。サイズはNBAでは絶対センターやれない身長ですが(6-8)、横幅がありつつも速い展開のバスケットでも他のプレイヤーに遅れずに速攻に参加できるだけの優れた走力があります。
 フロリダではマット・ボナーの方がサイズはあるのですが、
WOGはハズレムのガッツあるプレイが大好きです。それからフロリダでは昨年は控えのガードとして出てきていた地元っ子(フロリダ州ゲインズビル出身)のオライアン・グリーンもお気に入りです。


<対抗その3>

Maryland Terrapins

(ACC)

 プレビューによってはデューク、メリランが予想の第一位、第二位を独占しているものもありますが、WOGにとってはメリランはこの位置(注:WOGMarylandのことを「メリーランド」と言わずに「メリラン」と言うのでご了承あれ。ちなみにアクセントは「メ」のところです)。どうしてか。それは「メリランはデュークに土壇場で勝てない」ジンクスがあるから。昨シーズン、デュークとはレギュラーシーズンからファイナル4まで、4回戦って3敗しています。レギュラーシーズンのメリランでのホームゲーム、残り53秒で10点勝ってたのに負けたり、ファイナル4では前半最高21点差を付けてたのに負けたり、確かにタレントはデュークに負けず劣らず揃ってはいるのですが、コーチングの力量の差をまざまざと全米に曝け出してしまった様な気がしてなりません。
 こうけちょんけちょんにけなしておりますが、メリラン、実は強いんですよ。昨年のエリート8での対スタンフォード戦の見事な勝ち方には鳥肌たちましたし、司令塔スティーブ・ブレイクのすばらしいディフェンスとゲームメイク、シューターでスタープレイヤーのフアン・ディクソンの得点力、インサイドのロニー・バクスターの体を張りつつも柔軟な動きは注目に値します。でもなー、メリランにとって一番辛いのはやっぱ「デュークと同じカンファレンスにいる」ことじゃないかなー(^^;) まぁ、今シーズンも必ず2回、ACCトーナメントでおそらく1回あるであろう対デューク戦のうち、2つ以上制するようなことがあればWOGも考え方を改めることにします(苦笑)。<まぁ、こう書いてはいるけど、WOGはデュークよりもメリランの方が好きです、実のところ。

主要プレイヤー

スティーブ・ブレイク(3年 PG

フアン・ディクソン(4年 SG

バイロン・ムートン(4年 G/F

タージ・ホルデン(3年 F

ロニー・バクスター(4年 F/C

WOGのこのプレイヤーに注目!

スティーブ・ブレイク

メリランで注目はもちろんディクソンの細い脚(爆)もバクスターの胸筋(再爆)もなんですが、やはり真面目に考えるとスティーブ・ブレイク。彼のスティールの技は見ていて素晴らしい。得点はあまりしないのでどうしても点数が多いディクソンやバクスターの方に注目が集まってしまうのですが、彼のアシストとゲームメイクなしにはこの2人の活躍だってありえないのです。メリランのゲーム放送があった場合には彼の動きに注目してみてくださいね。実際にプレイする人は参考になることが大いにあると思いますよ。


<オススメ>

Illinois Fighting Illini

(Big TEN)

 昨シーズンは後一歩のところでファイナルフォーを逃してしまったイリノイ。今年こそは、とメンバーには期する所があることでしょう。しかしながら、ここはインサイドのスターターであるセルジオ・マクレインとマーカス・グリフィンが抜けたことがいかにも痛い、痛すぎる。というのも、イリノイはこの二人のほかに、ブライアン・クックなどあと3人ほどインサイドプレイヤーがいるのですが、いずれもファウルを取られるのを得意技にしてるんとちゃうかと思われるほどのファウル野郎ばかりで、インサイドでファウルすれすれのフィジカルプレイで得点を重ねる以外の攻め方のヴァリエーションが余りに少なすぎるから。今シーズンもこのチームスタイルが続くようであれば、インサイド二人の人柱が抜け、ファウルを重ねられなくなってくる分、力が落ちてしまうのは避けられません。昨シーズンのようなインサイドの層が厚さはないのですから、この辺は2年目を迎えるビル・セルフも何らかのチーム計画調整をしていかないと批判は避けられないでしょう。
 バックコートのフランキーことフランク・ウィリアムズとコーリー・ブラッドフォードのスタートコンビはデュークのJWill&デュホンコンビに勝るとも劣らない実力がありますし、控えのショーン・ヘリントンは脅威のスリーポイント成功率を持っています。彼らの力を殺さないように、いかにうまくチーム作りをしていけるか、が今シーズンの鍵になるでしょう。

主要プレイヤー

フランク・ウィリアムズ(3年 PG

コーリー・ブラッドフォード(4年 SG

ルーカス・ジョンソン(4年 F

ブライアン・クック(3年 F

ロバート・アーチボルト(4年 F

WOGのこのプレイヤーに注目!

 ルーカス・ジョンソン&
ロバート・アーチボルト

 上ではちょっと厳しめに評価してしまいましたが、やはりこの二人のダーティーハードワーカーレッスルマニア(どんな言いようだ・・・)なしにイリノイは語れません。とにかく手は出すわ足は出すわ、殴るわ蹴るわ、ルーズボール追っかけてジャンプするわ、味方としてはこいつらほど頼もしいプレイヤーはいないんです。
 まぁ、敵としてはこいつらほど憎たらしいプレイヤーはおらず、特に昨シーズンは同じカンファレンスにいるわけでもないのに
3回も対戦しなければいけなかったアリゾナのファンは顔も見たくないに違いないでしょう(笑)。昨シーズンはそのなりふり構わぬファウルっぷりでも許されたのですが、今年はそれをやるとそれこそ全員ファウルトラブルでコートに4人しかいない、という笑える事態も起きますのでこの2人にはもうちょっとクレバーなところも見せて欲しい、というのがWOGの希望です。
 ちなみに
WOGはこの2人よりもダミール・クルパリヤの方がプレイヤーとしては好きですけどね。


UCLA Bruins

(Pac 10)

 ここをトップ5内に入れているプレビュー本もありますが、WOGの中ではこの辺の位置(UCLAファン、すまん^^;)。確かにカポーノやガズリックなど、主だったプレイヤーはアーリーエントリーなしに残留しましたが、昨シーズンのリーダーだったアール・ワトソンがこのチームで果たしていた役割はあまりにも大きく、彼の後を継げるリーダー格戦う保母さん的ゲームメイカーが見つからない、というのがWOGがあまりUCLAを評価しない第一の理由。レイ・ヤングじゃ笑っちゃうぐらいですし、ビリー・ナイトでもちょっと役不足の気がします。今まではやんちゃ坊主共をワトソンが一所懸命まとめていたという感じだったのですが、彼がいなくなったことによって更にチームが迷走してしまわないか、心配でなりません。コーチからしてアレだしなぁ・・・(^^;;;)もう少しカポーノのムラッ気をなくし、ガズリックが精神的に成長して中心プレイヤーらしくなったらここにもファイナルフォー以上を狙える機会も十分出てくると思います。

主要プレイヤー

レイ・ヤング(4年 PG

ジェイソン・カポーノ(3年 SF

マット・バーンズ(4年 F

ダン・ガズリック(4年 C

WOGのこのプレイヤーに注目!

 ビリー・ナイト
TJカミングス

 今シーズンのUCLAは昨シーズンに引き続き、どう考えても視覚的に熱帯雨林系濃いぃチームなので自発的に見る、と言うことはあまりしないとは思いますが(おいおい)、その中でもこの二人はあまり濃くなく、またチームプレイヤーとしてがんばっているので好きです。
 こんなに自発的に見まいとしているのに毎年
UCLAを生で見ているWOGは、たぶんUCLAと腐れ縁なんでしょうね・・・(^^;)UCLAファンにはとても羨ましがられるのですが・・・。>昔のUCLAWOGだって好きだったのに・・・。


Iowa Hawkeyes

(Big TEN)

 今シーズンのアイオワは侮ってはいけません!確かに司令塔のディーン・オリバーは抜けましたが、昨シーズンだってライアン・ホーガンとルーク・レッカーの相次いでの不幸なケガさえなければもっともっとやれたチーム。そして彼ら二人が帰ってくる今シーズン、アイオワはまさにNCAAの台風の目となりうるだけの実力をそろえたチームになっていることでしょう。優れたスカウティング能力とコーチング能力を持つヘッドコーチ、スティーブ・アルフォードのもと、ケガさえ回避できればまずスウィート16は確実でしょう。
 インサイドのレジー・エヴァンスはヤングメン世界選手権でも来日したプレイヤー。彼の横幅と軽やかなフットワークを利用したポストプレイとリバウンド能力は素晴らしいです。また、苦労人ルーク・レッカーもとうとう4年。彼のリーダーシップが十分に発揮されれば、ヘンダーソン、サンダーライター、ワーリーあたりの中堅どころのプレイヤーも生き生き伸び伸びプレイができるのではないでしょうか。

主要プレイヤー

ライアン・ホーガン(4年 G

ルーク・レッカー(4年 G/F

グレン・ワーリー(2年 F

レジー・エヴァンス(4年 F

WOGのこのプレイヤーに注目!

グレン・ワーリー

ワーリーはエヴァンスの影に隠れていますが、インサイドではなかなかの存在感を見せてくれます。彼のほかにもブロディ・ボイド、デュエズ・ヘンダーソン、ショーン・サンダーライターなどといった中堅レベルのプレイヤーの層が異常に厚いのがアイオワの特色といってもいいかも。


St.Joseph’s Hawks

(Atlantic 10)

 昨年のNCAAトーナメント、優勝候補だったスタンフォード相手に死闘を演じたセントジョー、今年はエリート8以上を狙っての出発です。スタープレイヤーのマーヴィン・オコーナーは運動能力抜群でスプリーウェルを彷彿とさせるSG。どんな角度からでも無理やりシュートをねじ込んでしまえるプレイヤーです。インサイドのビル・フィリップスとバックコートのジャミール・ネルソンは得点力もさることながら、自分に与えられた役割もしっかりとこなす好プレイヤー。これにインサイドでの人柱的ロールプレイヤーのリードやサゾノフあたりが加わり、ケミストリーは非常によいチームです。
 ただ、問題点はあまり大舞台のゲームになれていないこと。小規模校であり、中堅カンファレンスであると、この辺は致し方ないことですが、これがNCAAでの異様な雰囲気に微妙に関わってくるのです。プレイヤーたちには”Nothing to Lose”の気概を持ってがんばって欲しいものです。

主要プレイヤー

ジャミール・ネルソン(2年 PG

マーヴィン・オコーナー(4年 SG

ナイーム・クレンショー(4年 G

ビル・フィリップス(4年 F/C

WOGのこのプレイヤーに注目!

 ジャミール・ネルソン

 ここは珍しくヤングメン見たら判る人を選んでみました。っつーのも、各プレビュー本たら、やっぱりセントジョーのページはそんなに多くなくて、写真がひとつしか掲載できんもんだからってオコーナーの写真ばかり使っているために「オコーナーのチーム」と誤解されかねないので・・・。いや、たしかにオコーナーはファーストオプションで、スタープレイヤーなんですが、ジャミールだって立派なスタープレイヤーなんです、このチームでは。
 こう書いてますが、このチームの中には悪い意味でのライヴァル争いなんて存在しません。みんな仲良しで、ジャミールなど、
WOGが会った時にはSLAMに掲載されたオコーナーと自分の写真見て自分よりもオコーナー見て喜んでましたもん。というわけでジャミール好きなWOGの独断でここでジャミールの宣伝をさせていただきました(爆)


Connecticut Huskies

Big East

 昨シーズンは負けが込んでNCAAトーナメントに進めなかったUConn。今回はスウィート16を目指します。ヤングメンにも来てくれたカロン・バトラーはいまや押しも押されぬUConnのスタープレイヤー。彼がいかに安定して得点を重ねるかがまずはUConn復活への第一要素となってくるでしょう。しかしながらUConnの味はWOGが好き、というのを考えてもわかるように、とにかくアホさ加減が並でない所。特にジョニー・セルヴィーの馬鹿ッぷりは見ていてもう楽しくてたまりません。こいつのおかげでカロンもタリーク・ブラウンも馬鹿キャラ化しているような気がしてならない・・・(笑)今シーズンもこのチームには楽しませてくれること大希望のWOGです。

主要プレイヤー

タリーク・ブラウン(2年 PG

カロン・バトラー(2年 SF

ジョニー・セルヴィー(4年 PF

スコット・ヘイゼルトン(1年 F

WOGのこのプレイヤーに注目!

 スコット・ヘイゼルトン

 どのプレビュー誌もUConnに関しては低い評価で、NCAAに行けるかどうか、みたいな位置づけですが、こらっ!ヘイゼルトンを忘れとるぞおまへら!!
 今でこそカロンがスタープレイヤーとして活躍してしまったので忘れられているのですが、高校卒業時のランクではヘイゼルトンの方が上だったし、マクドナルドオールアメリカンにUConn代表として出たのもカロンじゃなくてヘイゼルトンでした。彼はケガのため1年間レッドシャツで過ごしたために忘れられた存在になっているのではないでしょうか。こんな低評価を覆すべく、ヘイゼルトンには是非是非活躍してUConnを勝ちに導いていって欲しいです。


その他の注目チームとプレイヤー(順不同)

BostonCollege Eagles

(Big East)

トロイ・ベル(3年 SG

Missouri Tigers

(Big 12)

カリーム・ラッシュ(3年 F

TempleOwls

(Atlantic 10)

リン・グリアー(4年 PG

ケヴィン・ライド(4年 C

デヴィッド・ホーキンス(2年 G

Kansas Jayhawks

(Big 12)

ジェフ・ボゥシー(4年 PG

カーク・ハインリック(3年 SG

ドリュー・グッデン(3年 PF

ニック・コリソン(3年 SF

Stanford Cardinal

(Pac 10)

ケイシー・ジェイコブセン(3年 SG/SF

Virginia Cavaliers

(ACC)

ロジャー・メイスン・ジュニア(3年 SG

クリス・ウィリアムズ(4年 SF

トラヴィス・ワトソン(3年 F/C

Memphis Tigers

(ConferenceUSA)

デュワン・ワグナー(1年 G

Alabama Crimson Tide

(SEC)

ロッド・グリザード(3年 G/F

Tennessee Volunteers

(SEC)

ヴィンセント・ヤーブロー(4年 SF

MichiganState Spartans

(Big TEN)

マーカス・テイラー(2年 PG

ケルヴィン・トルバート(1年 SG


<大穴>

North Carolina Tar Heels

(ACC)

 UNCの身内の癖に毎年大穴にしやがって、なめとんのかコラァとか言われそうですが、今年のUNCこそは正に大穴です。とりあえず今の様子だとNCAA2回戦まで行けば御の字ですが、新加入のジャワード・ウィリアムズ、ジャッキー・マヌエルの二人がどれだけ活躍できるか、によってSweet 16Elite 8だって夢ではありません(さすがにこれでファイナルフォー行けというのは不可能だ、いくら何でも・・・)。ただ、深刻なのはゲームメイカー不足。デュークにしろメリランにしろ、素晴らしいバックコートプレイヤーが揃っているというのに、アダム・ブーンやジョン・ホームズで太刀打ちしたのでは幾らなんでも無謀というもの。その辺、どうやらロナルド・カリーがフットボールでスタートQBの座をデュランに奪われてしまったので(藁)NFLを諦めてバスケットボールに帰ってくるかも知れません。(っちゅうかアレごときでNFLに通用するとは到底思えん・・・)是非、ロナルドには戻ってきて欲しいもんです。>でも、だからといってロナルドはシュートが笑えるぐらい下手なのでUNCファンはあまり期待しないように(苦笑)。
 ついでに7-5もあるからといってニール・フィングルトンに期待するのもやめましょう。彼はただのジャイアント馬場です。(ひでえ言い様・・・^^;;;

主要プレイヤー

ジェイソン・ケイプル(4年 SF/PF

クリス・ラング(4年 PF/C

ジャワード・ウィリアムズ(1年 SF

WOGのこのプレイヤーに注目!

 ジャワード・ウィリアムズ

 上記の理由でジャワードには大いに期待をかけているWOGです。彼は妙に器用なプレイヤーなので、今までジェイソン・ケイプルがやっていたことをそのまま任せても大丈夫な気がします。これはジェイソンがNBAも視野に入れた、得点屋プレイに変わることが要求されるため。ジャワードだったらそのプレイができるとWOGは見込んでいます。

 ・・・とゆーか、長年身内をやってると、チーム事情がわかっちゃって、新しいぴちぴち君にしか期待できなくなってくるんだよ・・・(泣)